RTX 3060のマイニング制限を回避する方法

やっぱりな、と思いつつ。

RTX 3060はマイニング制限がかかった状態で出荷されていますが、それを解除する方法が見つかったというニュースです。

リンク先では「海外メディアで多数報じられている」とのことだったので、その海外メディアを調べた結果をまとめています。

開発者用のBeta版ドライバー(470.05)で解除できるらしい

適当にググったところ、以下の記事が見つかりました。まじか・・・

最初に載せた「やじうまPC Watch」もソースとして記事が作られています。

Japanese site PC Watch first revealed that Nvidia’s protections can be bypassed without needing to modify a driver or BIOS. ComputerBase has since confirmed PC Watch’s report and revealed that Nvidia’s latest 470.05 beta driver is automatically unlocking performance for most RTX 3060 owners. Andreas Schilling, an editor at Hardwareluxx, has also backed up these findings.

https://www.theverge.com/2021/3/15/22331537/nvidia-rtx-3060-ethereum-cryptocurrency-mining

日本のPC Watchが、Nvidiaのマイニング制限をdriverやBIOSを改造することなく回避できることを最初に明らかにした。それからComputerBaseがNvidiaのBeta版ドライバー470.05が自動的にマイニング制限を解除することを明らかにし、PC Watchの情報を裏付けた。Hardwareluxxの記者Andreas Schillingもその発見を支持した。

https://www.theverge.com/2021/3/15/22331537/nvidia-rtx-3060-ethereum-cryptocurrency-mining を概訳

Compter Baseの記事が以下です。(ドイツ語・・・?)

ComputerBase kann bestätigen, dass allein der von Nvidia an Entwickler und über das Windows Insider Program verteilte Beta-Treiber GeForce 470.05 dafür sorgt, dass die Leistung der GeForce RTX 3060 im Ethereum-Algorithmus nicht mehr einbricht. Ein BIOS-Update ist nicht vonnöten.

https://www.computerbase.de/2021-03/mining-bremse-geforce-rtx-3060-umgehbar-eth-hashrate/

ComputerBaseは、Nvidiaから開発者にWindows InsiderProgramを介して配布されたベータドライバーGeForce470.05のみが、EthereumアルゴリズムでのGeForce RTX3060のパフォーマンスが低下しないことを確認できます。 BIOSの更新は必要ありません。

https://www.computerbase.de/2021-03/mining-bremse-geforce-rtx-3060-umgehbar-eth-hashrate/ をGoogle翻訳

このドライバーはWindowsの開発者向けに配布されているもののようなので、Windowsのみで使用できるようです。

てか、Nvidiaの話だと「BIOSで制限掛けてるんですまん」って話じゃなかったか・・・?この話だけ聞くと、改造ドライバーがリリースされれば制限解除できそうに見えます。

実際に試してみたいところですが、さすがに持ってないので誰か試してみてください。

はじめに

YouTubeで検証している人がいました。

概要欄を見る限り、以下の条件で解除できるようです。x16接続が必須ということなので、がっつりリグを組んでというのは難しそうですね。

RTX 3060でマイニング制限を解除できる条件
  1. RTX 3060を持っていること
  2. PCIe 3.0 x16 もしくは x16をx8モードで接続すること。PCIe 2は動作しない。ライザーカードで接続するにはx16同士(x8もいけるかも)で接続する必要があるため、よくあるx1とUSBの組み合わせでは使えない
  3. NVIDIAの開発者用のベータ版ドライバー470.05を使うこと。公式では既に削除されているため、オンラインストレージなどを探す必要あり。ウイルス混入のリスクに注意。
  4. モニターに接続するか、HDMIのダミープラグを接続していること。

ダミープラグというのはおそらくこれのことかと思います。

RTX 3060でマイニングすべき?今後どうなる?

GeForce RTX 3060は通常価格が約6万円、ethashのハッシュレートは制限なしで約50 MH/s出ています。

追記
なんか通常販売されてる在庫はもう攫われてしまい、転売サイトで75000円〜90000円ぐらいで出品されているようです。さすがに効率悪い、かつリスク高いのでマイニング目的に買うのはおすすめしません。

私が使っているマイニングプールであるSparkpoolだと0.09ETH/30日 の計算なので約17000円となります。電気代を考えて約15000円の利益。約4ヶ月で元が取れる計算になります

計算はかなり適当で、仮想通貨の相場やネットワークの状況により大きく変動することは言うまでもありません。皮算用だと思ってください。

今価格が高騰しているRTX 3070の場合、転売価格120000〜130000円、ethashのハッシュレート60 MH/sとして同様に計算すると約6ヶ月かかる計算になるため、マイニングの観点ではRTX 3060を購入したほうが良いように見えます。

ただし、現時点でRTX 3060でマイニングすべきかというと答えは「No」です

  • Windowsの開発者向けドライバーを使う必要があるため、HiveOSなどLinuxベースのマイニング用OSでは恐らくまだ使用できない
  • マイニングは安定稼働が大前提だが、まっとうな方法ではないため予期せぬ不具合に遭遇するリスクがある
  • そもそも、他のRTXシリーズと比べて劇的にコスト/ワットパフォーマンスが良いわけではない
  • 一応、今後何らかの手法で塞がれる可能性がある
  • そもそもこの方法はライザーカード経由では機能しない
  • 今後NVIDIAのドライバーアップデートを受けることができないため、ゲーム目的でも使用できなくなる可能性がある

今後Linux用の改造ドライバーがリリースされ、それらが各種マイニング用OSで利用できるようになってくればRTX 3060でのマイニングも一般的になるかもしれません。

しかし、現状だけ聞くとRTX 3060でマイニングするには不確定要素が多く、かつWindowsが必須ということもあり個人的には

今すぐRTX 3060買い漁ってマイニング始めるぜー!ヒャッハーーー!

とはならず、人柱向けの手法だと思っています。もし試してみた方がいればぜひ結果を教えて下さい。

まとめ

RTX 3060のマイニング制限を解除する方法と、RTX 3060でマイニングすべきかどうかについて紹介しました。

  • Windows開発者向けドライバーGeForce470.05を使うとマイニング制限を解除できる。ただし解除には条件がある
  • 現状はリスクが高く、この手法でのマイニングは推奨できない
  • Linux用の改造ドライバーなどがリリースされ、各所でノウハウが溜まってくればありかも

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