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2022年新社会人の皆さま、入社おめでとうございます。
本記事は、入社時のガイダンス、オリエンテーションなどでこんなことを言われた人向けの内容となります。
- 退職金は確定拠出年金(DC)で支払われます
- 退職金はご自身で運用していただきます
- インデックス型とかアクティブ型とかバランス型とかあります
- 運用先を期限までに選んで提出してください
現在運用中の社会人の皆さまにも参考になる部分があるかもしれません。
確定拠出年金で10年積み立ててきた筆者が、実績と共にオススメの投資先を紹介します!
・・・と自信満々に言いたいところですが、私は投資に関する資格も何も持っていないため人に推奨できる立場にありません。
あくまで自分が実践している投資先と、その運用実績を紹介しますので、是非参考にしていただき、周囲と差をつけていただければと思います。
なお、この記事を読んだことによる投資の結果についての責任は一切負いかねます。お約束ですが一応。
目次
確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用収益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/gaiyou.html
掛金を事業主が拠出する企業型年金と、加入者自身が拠出する個人型年金(iDeCo)があります。
会社が毎月お金出すので、皆さんで投資先を選んでうまく運用してくださいね、うまくいけば退職時に増えるし、下手すると減ります。というものです。
ここでは「企業型年金」を対象としていますが、投資先の考え方については個人型年金(iDeCo)でも大差ありません。
運用先を銀行の定期預金にすると、絶対目減りすることはないけど雀の涙ほどの金利しか増えません。
株式なら目減りする可能性もありますが、大きく増える可能性もあります。
基本的には色々組み合わせてポートフォリオを組むのが良いみたいです。
受け取り時に税金がかからないこと、受け取りが最短で60歳となることが特徴です。
私が現在確定拠出年金の運用先として指定している組み合わせを紹介します。
種別 | 割合 |
外国株式(インデックス型、為替ヘッジなし) | 100% |
・・・はい。これだけです。
私が運用しているファンドは、「MSCIコクサイ・インデックス」に連動するものです。
「MSCIコクサイ・インデックス」は、日本を除く先進国の株価動向を示す代表的なインデックスです。日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株を構成銘柄の対象としており、時価総額でみて市場の約85%をカバーしています。
浮動株※ベースの時価総額加重平均で算出されており、組入銘柄の見直しは2月、5月、8月、11月末の四半期に一度実施されます。
https://www.nam.co.jp/education/handbook/idx02.html
2011年は東日本大震災の直後で、日本経済の先行きも不透明な状態であったため、外国株式一本で始めました。
しかし、その後アベノミクスとか言われ始めたことで日本株を4割、外国株6割の比率に変更しました。
そして数年後、トランプ大統領が出始めた頃から外国株式一本に絞りました。
こうした形で定期的に見直し、その時の状況に応じて組み替えるのは良いと思いますが、毎月チェックする必要まではないかなと思います。
ちなみにプライベートの積立NISAはS&P500のインデックスファンドへ投資しています。3年ほど前から始めて、約50%の利益となっています。基本的に引き出すことはせず、数百万単位でお金が必要となった時用です。
S&P500(S&P500種指数)とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数です。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。
https://info.monex.co.jp/fund/guide/sp500-beginner.html
2011年から実施しているので、4月からで12年目に突入します。
あくまで記事の執筆時点での実績です(下4桁は切り捨て)。経済状況により上下するので、明日にはまた上がったり下がったりします。
金額 | |
資産評価額 | 8,950,000円 |
拠出金累計 | 4,330,000円 |
評価損益 | 4,620,000円 |
運用利回りは拠出開始以来、14.45%となっています。最近1年だと23%を記録していました。まあまあな結果ではないでしょうか。最近急激に円安が進行したのも影響していると思います。
仮に運用利回り1%だった場合、現在の資産評価額は約450万円にしかなりません。リスクがあるとはいえ、この差は大きいと思います。
以下リンクからMSCIコクサイの10年の推移を確認することができます。本当はグラフ載せたかったのですが引用禁止とあったので、リンク先よりご確認ください。
私が始めた2011年から約3倍となっています。
新型コロナウイルスだったり戦争だったり、先行き不安になると大きく値を下がることがありますが、数ヶ月後には元に戻り、むしろプラスとなっています。
大きく下げた時は、その分安値で買えるようになったとポジティブに捉えるのが良いと思っています。
この調子であと30年ほど続けると、数億円規模に膨れ上がるようです。ほんとにぃ・・・?でも雪だるま式とか言うしなあ・・・
眉唾ですが、そうなれば嬉しいですね。
以下のサイトで運用利回りや積立金額から将来受け取れる額をシミュレーションすることができます。他にも色々あるのですが、個人的にはここが使いやすくておすすめです。
当然リスクもあります。これは理解しておく必要があります。
世界経済がズタボロになって株価が今後何十年も上がらない見通しとなった場合は、ただ損をするだけになります。
こういったリスクと得られそうなメリットを天秤にかけて、私はリスクは低いと判断して外国株式に全振りしてます。
この記事を書こうと思ったのは、確定拠出年金利用者の運用実績を見ると、利回り1%に満たない人が半分近くいることを知ったためです。
運用の考え方は人それぞれですが、私が10年以上続けている方法とその実績を紹介しました。
運用先を選定するにあたり、少しでも参考になれば幸いです。