ASUS ThunderboltEX 4レビュー|マルチPC環境が劇的に変わった!一週間使った本音を語る

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どうも、はむきち(@hamkitchi)です。

マルチPC環境でKVM使う上でほぼ必須といっても良いのがASUS ThunderboltEX 4です。

一週間くらい使ってみて想定通りに動いているので、リアルな使用感をお届けします。特にマルチPC環境でKVM使いたい人には、めちゃくちゃ刺さる製品だと思います。

まず結論から

ASUSマザーボード使ってるなら、これしか選択肢ないです。KVMドックと組み合わせれば、配線地獄から解放されて作業効率爆上がり間違いなし。

ただし、BIOS設定は絶対必須なので要注意。

どんな製品?基本スペックをサクッと

インターフェースPCIe 3.0 x4
Thunderboltポート2基(USB-C形状)
転送速度最大40Gbps(双方向)
対応規格Thunderbolt 4、USB4、DisplayPort 1.4
最大解像度8K@60Hz
充電機能
(オプション:6-pin電源接続が必要)
ポート1:最大100W、ポート2:最大27W
デイジーチェーン最大5台

付属品としては、DisplayPort – mini DisplayPortケーブル2本と各種ヘッダーケーブルが入ってます。

インターフェースはこんな感じ。下二つがmini Displayportの入力となっていて、付属のケーブルでGPUやマザーボードから接続します。2画面出力する場合は2つの入力が必要です。

上二つがThunderbolt 4ポートで、ここから出力する形となります。

裏側のインターフェースはこんな感じ。上からThunderboltヘッダー、USB2.0ヘッダー、6-pin電源(Thunderbolt4ポートから給電する場合のみ必要、しない場合は不要)です。

また、5台のデイジーチェーンに対応しています。

私のディスプレイはデイジーチェーン対応していないためあまり恩恵は受けれていませんが、

PC → (Thunderbolt4) → KVMスイッチャー → (Thunderbolt3) → ドック

という接続は問題なくできています。

対応マザーボードは要チェック!

ここ超重要。ASUS Intel 500シリーズ以降で、14-1ピンThunderboltヘッダー搭載のマザーボードのみ対応です。

私の環境はASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4で、問題なく動作してます。購入前には必ずASUS公式の対応リストで確認してください。他社マザーボードでは絶対動きません。

セットアップ体験談

物理的な取り付けは簡単

説明書見ながらやれば、特に難しくないです。ただし、USB 2.0ヘッダーが他で使われてる場合は配線変更が必要。

私の場合、ケース前面のUSB 2.0をThunderboltEX 4に回しました。どうせKVMドック経由でUSB使うので、フロントのUSBは不要ということで。

6ピン電源については、充電機能使わないなら接続不要。私はKVMドック用途なので電源繋いでませんが、データ転送も映像出力も全く問題なしです。

BIOS設定が超重要!!!

さらに重要ポイント。物理的に取り付けて接続したところ、ディスプレイが1画面しか映らない、音声出力が終わっている、ドックのUSBが認識しない・・・などまともに動きませんでした。

ドックの動作に関してはMacBookで確認できていたのですぐに切り分けできたのが幸いでした。

結論として、BIOS設定でThunderbolt有効化しないと、まともに動きません。

BiosのAdvanced > Thunderbolt(TM) Configuration > Discrete Thunderbolt(TM) supportをEnabledへ変更、保存、再起動で無事出力できました。

実際に使ってみた感想

まぁ感想も何もないのですが、一応。

ThunderboltEX 4単体での使用感

取り付け後、BIOS設定を有効化すると問題なく動作しています。今のところ安定していて、特にトラブルは発生していません。

KVMドックとの組み合わせ

ThunderboltEX 4の真価が発揮されるのは、やっぱりKVMドックと組み合わせた時ですね。

こちらのセンチュリーのThunderbolt4対応ドックと組み合わせて使っています。

一週間使ってて画面出力の不具合は一度もなし。物理スイッチ一つで、ディスプレイ、キーボード、マウス、外付けストレージ全部まとめて切り替えできるのも便利。

切り替え時間は10-20秒くらいかかりますが、そんなに頻繁に切り替えないのであまり気になりません。

充電機能について

今回は6ピン電源を接続していないので充電機能は使ってません。KVMドック用途では電源なしでも問題なく動作しています。

他に選択肢はあるの?

ASUSマザーボードなら、これしかないです。他社からもThunderbolt 4拡張カードは出てますが、ASUSの専用ヘッダーに対応してるのはこれだけ。

価格は決して安くないですが、代替手段がないので仕方ないかな。明確な用途があるなら十分元は取れます。

まとめ

ASUSマザーボード限定という縛りはありますが、満足に使用できています。

良かった点

  • 安定した40Gbps転送と4K@60Hzデュアル出力
  • マルチPC環境での利便性が段違い
  • 長期使用での信頼性
  • ASUSブランドの安心感

注意点

  • BIOS設定は絶対必須
  • ASUSマザーボード専用
  • そこそこ高価

マルチPC環境でThunderbolt KVMやりたい人なら、間違いなく投資価値あり。そうでなくとも、ASUS製のマザーボードを使っていてストレージやドックを追加したい人にとってはこれ以外選択肢がありません。

ASUSマザーボード使ってて、Thunderbolt欲しいなら迷わずこれですね。ただし、BIOS設定だけは絶対忘れずに!

こんな人におすすめ

  • マルチPC環境 … Mac + Windowsとか複数PC使い分けてる人
  • KVMドック導入予定 … 周辺機器まとめて切り替えたい人
  • クリエイター・エンジニア … 高速転送と4K以上の複数出力が必要な人
  • デスク環境整理したい人 … 配線スッキリさせてQOL上げたい人

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