私の自作PCでは、とりあえずとして64GBのSSDが稼働していました。
が、さすがに容量不足なので楽天のセールで買い替えることにしました。
ついでにM.2の2TBのSSDも買ってしまいました。
ゲームやってると1TBじゃ足りないことに気づいたので、ポイントも余ってるしヨシ!ということで。
本来OSがインストールされているSSDを換装すると、OSの入れ直しが発生します。さすがに面倒なので方法がないか調べたところ、MiniTool Partition Wizard(無料版)が良さそうだったのでやってみました。
が、使おうとしていた機能が有料化していて、意外と苦労しました。
備忘と誰かの参考になれば。
目次
1. SATA → USB 3.0 ケーブル
1000円ちょっとなので買っておくと後々便利です。
私はヨドバシのPCパーツコーナーで買いました。
2. MiniTool Partition Wizard v10 (無料版)
v10であることが重要です。詳しくは後述。
3. 新しいSSD
OfficeなどどうしてもCドライブに入ってしまうものもありますが、基本的にはほかのドライブに入れてます。
新しく買ったSSDをUSB接続します。
「スタート」 > 「ディスクの管理」で検索して、出てきたメニューを選択します。

ディスクの初期化が必要というダイアログが出てきます。デフォルト通りGPTを選んでOKを押します。

ディスク4として未割当の領域が表示されます。

公式からダウンロードできる最新(v12.3)の無料版は、2021年1月現在ディスクのクローン機能が有料化しているようです。いくつか無料でできるという記事をみてやってみたところ、ライセンス購入が必要とのメッセージが表示されました。
別のサイトからv12.0の古いインストーラーを使ってみましたが、インストーラーがプログラムをダウンロードする形式のため、必ず最新版がインストールされてしまうようです。
そこで、代替策として古いバージョン10をインストールします。Vectorからダウンロードできます。
参考 MiniTool Partition Wizard ダウンロードVectorインストールが完了したら、そのまま実行します。
アプリを起動するとこんな感じです。左のメニューから、「MiniTool Partition Wizard 無料版」を選択します。

上のメニューから、「OSをSSD/HDに移行」を選択します。

全てのデータをコピーしたいので、Aを選択して次へ。

行先ディスクとしてUSB接続したディスク(全部未割当となっているディスク)を選択して、次へ。

指先確認して「ヨシ!」と唱えてから次に進みましょう。
「パーティションをディスク全体に合わせる」とすると行先ディスクの容量に応じたパーティションサイズとなりますが、普段使わないパーティションのサイズも増えてしまい、通常使用できる領域が減ってしまいます。
そのため、少し調整します。
自動でやるとこんな感じですが、

手動で調整するとこんな感じに。割り当て領域が5GBほど増えました。

「選択されたパーティションを変更する」の部分でパーティションサイズの変更や移動を行うことができます。
OSとして起動するときの注意点が表示されますが、普通のことしか書いていないのでそのまま完了ボタンを押します。

完了ボタンを押してもまだ変更は適用されていません。左上の「適用」ボタンを押すことで先ほどの変更が反映されます。

最後の確認が出るので「はい」を押します。
メッセージ通り、ほかのアプリケーションはすべて終了しておきましょう。

しばらく待つと、再起動を要求されます。そのまま再起動します。

再起動すると、コピー処理が続行されます。黒画面で英語の文字列が出ていますが、コピー中なので絶対に電源を落とさないようにしてください。
コピーが完了すると自動でWindowsが立ち上がります。私の場合、64GBで5分程度でした。
MiniTool Partition Wizardを起動し、パーティションが確認できればOKです。

PCの電源を切り、新しいSSDへ換装します。
手順は皆さんのPCによると思うので、ここでは割愛します。

ちなみに私はDefine R5を使ってます。
PCを起動して、新しいSSDがCドライブとして認識されればOKです。
CrystalDiskInfo で見てみます。問題なさそうですね。

一方、今まで使っていたSSDです。

お疲れさまでした。
前調べした感じでは簡単そうでしたが、使おうとしたアプリが有料化していて「思っていたのと違う!!」と意外と苦労しました。
有料化は残念ですが、今まで無料だったのがおかしいくらいの感じなんでしょうね。
OSSのいいツールとかありそうですが、次換装するのは当分先だしまた状況が変わっていることでしょう。
これから換装する方への参考になれば幸いです。